起業すると、業績が伸びてどんどんステージが上がる時期があります。サラリーマンをしていたときには経験できなかった体験。「こんなにもらっていいの?」という罪悪感は微塵も感じてはいけません。「その報酬を受け取る価値が自分にはある」と思うことが大事です。
しかし、右肩上がりの業績が横線になるときが来ます。そこでジタバタしてどうにか落ちないように足掻きます。何をやっても裏目に出て上手くいきません。そんなときは何もせずに待つんですね。待つというのは忍耐が必要で、あれこれ考えてしまうと何かをしないといけないと思って混乱した頭で判断してしまうので何も好転しません。
待つことは、古来から行われてきました。雨が降ったら止むまで待つしかありませんね。これだけテクノロジーが発達しても、台風が来たら飛行機は飛びませんし、電車も止まります。
カンカンの日照りが続いたら外に出ずに木陰や建物の中でゆっくり過ごすしかありません。それを克服しようとするのがアメリカですが・・・w
その点、動物は分かっています。サバンナに雨季が来れば命を謳歌して、乾季が来るとジッと耐えて待ちます。自然のサイクルは永遠に繰り返すので、待ち続けることも謳歌し続けることもありません。
自分が停止することで、周りの状況が変化するまで待つんですね。周りに合わせて変化することも大切ですが、一旦停止して待つことは同じくらい重要です。物事が好転しない場合、待ってみることをおすすめします。