親から不動産を相続して毎月100万円収入がある、社会人になっても毎月親の援助で生活しているなど、生まれながらにしてお金に余裕がある人はいます。つまりお金の不平等は存在します。
親が金持ちでお金に困っていない人を羨む自分のマインドが嫌と思ったところで、何も変わりません。しかし、学生時代は羨ましいものです。
これに対する答えは「結果」と「生き様」どちらを大切にするのか。後者を大切にするマインドがあれば、お金の不平等に対して嫉妬することはありません。金持ちの息子・娘を羨ましいと思っていた学生時代は、彼らを「結果」としか見ていなかったからです。
しかし社会人になると、結局「生き様」なんじゃないのかと考えるようになりました。それに加えて足元をすくわれる可能性が減ったんじゃないかと思います。
全身ブランド物で固めたガキを見ても「カッコイイ~!」と思う訳ないですよね。親からもらったお金で全身ブランドで固めているという「生き様」が見ている側に伝わった段階でもう評価されません。
一方でバイトしまくって、路上ライブ何百回とやって、やっとチャンスを掴んでメジャーデビューした歌手がいたときに「こいつ凄ぇな」と思われるでしょう。
このように、世の中意外と「生き様」で判断している人が多いのではないか。そして大半の人がお金の不平等でいうと劣勢の人が多いと思います。だからこそ苦労人を応援すると。
二世と呼ばれる人たちは違っていて、彼らは「親のお陰で良い生活できていいよな」と思われますが、実は自分のストーリーを「0→1」で作らないといけないプレッシャーにさらされています。そして人を羨んでいる人ほど「0→1」のストーリーを作ろうとしていないんじゃないかと。