投資が人生にもたらす彩

投資といえば株、不動産、事業投資などがありますが「余裕資金で投資する」ということが前提です。そしてこの点を掘り下げたいと思います。

投資を専業でやっているプロがいます。例えば専業のプロトレーダーや本業が大家さんなど。あくまでも、本業は別にあって余裕資金で投資するという観点からの話です。

「お金に働いてもらう」というフレーズは聞き飽きた感じがありますが、実際その通りです。本業の他に副収入があることで、より本業に力を入れやすくなるという側面もある一方で、買った株や不動産の価格が下がって本業に集中できなくなるという側面もあります。逆にそれらの価格が高騰して本業の収入を遥かに上回った場合でも本業が馬鹿らしくなって士気が落ちるということもあります。これらは表裏一体です。

ただ、投資は人生のメインにはなり得ないということです。投資の市場がなくなれば死ぬかといえばそうではないし、ただのマネーゲームに過ぎません。実物のない株や債券などはサイバー空間の数字のやり取りだけです。

「お金に働いてもらう」以上、お金とは違う場所に自分はいるはずです。そこで「どう在るか」ということです。人を助けるのか、家族と過ごすのか、働くのか、働かないのか。

極端な例では、投資で一気に10億円入ってきたとします。そうなると嫌なことは一切しなくてよくなります。生活費を稼ぐために会社に行って働かなくてもいいし、辞めてもいいです。しかし、その後どうするの?ということです。

最初は旅行にガンガン行きまくったり、好きな物を買ったりして楽しいとは思いますが、そういう欲を満たし切った後、どうするか。投資自体は人生の目的を創りもしないし解決もしてくれません。

投資の凄いところは、投資したお金が上下することに慣れることで耐性が付きます。本業の月収に相当する数十万円の上下は当たり前に起こります。自分のコントロール外のところで自分のお金が勝手に動いているという感覚は知って慣れておくべきです。

この投資が自分にプラスの影響を与えることは確かです。「投資で家賃が入ってきているからもっと本業頑張ろう」「投資でプラスだからもっとリスク取って挑戦していこう」などのアグレッシブに行動、判断できます。

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