安全でなさそうな方を選ぶ
人は安全が大好きです。「高校に進学した方が安全」「大学に進学した方が就職に有利」という風にレールに乗ることが安全だという常識が未だにあります。何かをするときは、親や学校の先生に相談してみると「そんなことできる訳ないだろう」「もっと現実を見ろ」などと言われるのが目に見えています。自分が安全に生きてきて何も成し遂げていないから、人にも成功して欲しくないんですね。安全であるということは何も成し遂げられないということです。
それが格好良いと思えるか
満員電車に乗ってクタクタになりながら出勤するサラリーマンを格好良いと思ったら、サラリーマンになればいいです。起業家になってバリバリ稼ぐのが格好良いと思うならそちらを選びます。それだけです。ただ、人と比べて格好良いというのは違います。
一旦マイナスになる方を選ぶ
何でもそうですが、最初は必ず失敗します。赤ちゃんが立ち上がって歩けるようになるまでがそうですよね。これが真理です。ロケットも1発目からいきなり打ち上げ成功しません。何でもレベル99からスタートする筈がなく、挑む壁が高いほど失敗も多くなります。失敗しないということは挑戦していないといえます。自分が欲しいものに対して、最初に差し出すのでマイナスになる訳ですね。自分のポケットマネーで資本金を用意する、軍資金を作るなど。また、仕手株という株があります。これは話題になっていて将来的に跳ねる可能性のある株ですが、個人投資家が飛びついて買うので、機関が空売りを仕掛けて狼狽売りを誘います。そして数ヶ月かけて狼狽売りが落ち着いて株価が低迷して落ち着いた頃に、機関が大量に買い戻します。これも一旦マイナスになる例です。
将来のためになりそうな方を選ぶ
これは自分の直感でいいと思います。「将来海外のホテルで働きたいけど、そのためにはまず英語を勉強しないといけない」と思うなら、今すぐ始めるべきです。「お金を増やしたい」と思うなら投資、「ガンガン稼げるようになりたい」と思うなら起業です。高校進学して「バイオリンを作りたい」と思ったら中退してバイオリン職人になるための修行を始めるべきです。周りの人は「今すぐでなくてもいい」「大学を出てから考えろ」と言いますが、それでは遅過ぎます。
短期的な損は長期的な得になることが多い
長期的に損になることは短期的に得になっていることが多いです。目の前のことを選ぶときは「こっちの方が良さそう」で選ぶと将来詰まります。「今は微妙だが将来のためにはこっちの方が良い」という選び方をすること。
笑う人、笑われる人
笑われる人は挑戦している人です。舞台に上がっている人です。笑う人はその舞台を鑑賞している人です。鑑賞は誰でもできますし、短期的には気持ち良く、優越感に浸れます。人は大人になると、笑われるのを恐れるようになります。つまり、子ども心を忘れるんですね。子どもは色んな失敗をして毎日笑われていますが、繰り返してどんどん成長していきます。挑戦する人は、子ども心を取り戻した人だといえます。