イーロン・マスクから学んだこと

「イーロン・マスク上下巻」を読みました。かなりのボリュームで読み応えがありましたが、面白くて一気に読めました。経営者として彼を尊敬しているとか、彼が大好きとかという理由ではなく「イーロンってどういう人なん?」という興味本位で本を買ってみましたが、本を通して彼の凄さが分かりました。

まず、PayPalを創業したことも知りませんでした。僕はPayPalを仕事の決済で使っています。そのPayPalを売却した資金で自分のやりたい事業を拡大していき、スペースX、テスラ、ニューラリンク、ツイッターなどで有名になります。

特に面白かったのがスペースXの事業でした。ロケットを宇宙に打ち上げ、火星に移住するための計画に真剣に取り組んでいるということです。ロケットを打ち上げるだけでも想像できないくらい大変なのに、イーロンは、ロケットを独学でゼロから設計して造ることまでやってのけました。

ロケットを打ち上げるには国の許可が必要ですが、信じられない難局を何度もクリアしてロケットを打ち上げます。しかし最初は爆発して失敗。しかし失敗が前提で打ち上げています。ダラダラと打ち上げの為の準備に時間をかけるよりも、最大限にリスクを取って早く打ち上げてデータを取る。

そして無駄なものは徹底的に省いて、ダメだったら元に戻す。失敗しないということは、省くものが足りなかったという考え方には痺れました。そしてこの知見がテスラにも応用されます。テスラでは材料を入れたら出口で車が出来上がるという工場が造られました。「機械を作るための機械を作る」ところから始めたイーロンの考えはメチャクチャ共感できます。

スペースXやテスラの工場では、イーロンは全ての行程を把握していて、無駄だと思った機械にスプレーで「×」印を描いて撤去していきます。設計者と製造者は同じにするか、すぐに意思疎通ができるように近くに置きます。そうしないと設計と製造では全く感覚が異なるため衝突して先に進まなくなるからです。

何でもやってみて、失敗から学んで次に生かす。この姿勢には感服しました。

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