自分の分身を持つこと
労働集約・知識集約
サラリーマンは自分の時間を切り売りしています。つまり、労働集約の仕事です。仕事を終えて帰宅し、晩酌。毎日の小さな幸せですね。しかし体を壊して入院。何ヶ月も仕事に復帰できない。こうなると収入がなくなります。一方で、自分の知識や体験をブログに書き、それが書籍化される。自分の労働は「記事を書く」だけで、あとはそれが複製されて勝手に売れていきます。これが知識集約の仕事です。
自分が働いていないと収入が得られないというステージから、自分が働かなくても収入が得られるというステージに上がるにはどうすれば良いか。それは、できるだけ早くサラリーマンのレールから外れることです。今の義務教育は優秀な社畜を育成しているだけです。
「良い大学に行き、良い会社に就職すること」が親や教師の教えです。そんな洗脳が明治維新以降ずっと続いています。この洗脳から解かれた人が起業して上のステージに行きます。
自分の分身とは
例えばブログ。これは毎日記事を書くと、1年で365記事になります。自分が365人になったのと同じです。起業して社員を雇うと、その社員1人1人が自分の分身となります。ミュージシャンは自分が作った楽曲が自分の分身となります。ユーチューバーは、動画をアップすればそれが自分の分身となります。作家は本を出すたびに毎年印税が入ります。
自分の分身は、自分が寝ている間もせっせと働いてお金を稼いでくれます。何もなくても、まずは無料ブログを始めることで小さな一歩になります。まずは始めてみること。
SNSが発達したおかげで、中高生でもTikTokをバズらせて収入を得ている例も沢山あります。稼いだという経験はモチベーションになり、自分のお金は自分で稼ぐというマインドに切り替わります。
理想の自分の分身は何か
YouTubeというプラットフォームを使っている以上、ユーチューバーの生命線はGoogleが握っています。無料ブログを使っている以上、ブログの所有権はブログ会社にあります。アフィリエイトをしている以上、その商品は広告主のものです。
そうなると、自分の土俵をどこにするかと考える必要があります。著作物は作ってしまえば永遠に印税が発生します。地震で壊れることもありませんし、盗まれることもありません。
不動産も盗まれることはありませんが、天変地異で壊れるリスクはありますし、経年劣化するので管理も必要です。こう考えると、印税が理想ですね。しかし、自分に合った方法でしか自分の分身は作れません。これは「楽しい」と思えるかどうかで決まります。