金持ちの共通点とは

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資産運用はマスト

相続税を担当していた税務署職員だった人の話では、1億円を超える相続の申告をしてくる金持ちは全て資産運用をしていました。普通預金だけで相続税の申告書を作っている人なんていません。必ず株式、投資信託、貸付用の不動産を持っています。

このように何か自分の資産から収益を生める環境を作っていてコツコツ財産を育ててきたという人が多いです。定期的に訪れる金融危機の際でも、時間をかけて資産を蓄えてきたから生き残れたんです。

株式投資や投資信託は長く続けるほど成功する確率が上がるし収益も大きくなるので、続けた人勝ちなんです。逆に資産運用で損するのは、証券会社の営業マンに言われるままに取り引きしている人です。

仕事は生涯現役

億万長者でサラリーマンの人はいません。金持ちの印象として、官僚、上場企業の幹部などを思い浮かべますが、そういう人は相続税の申告書は出していません。サラリーマンは退職後に年金生活になるので、どうしても財産が目減りしていきます。なので、亡くなる頃には財産が無くなっているということです。

逆に相続税の申告が多かったのは会社経営者、個人事業主です。これらの人の特徴は生涯現役だということです。定年という概念がないので、ずっと何かしらの形で収入を得ています。年金に加えて収入が途絶えないのでどんどん増えていく一方です。

やはり、例えば工務店経営者、物書きなどフリーランスとして長く仕事ができる人や地主さんも多かったです。どこかの段階で不動産投資に切り替えて収入のベースを得た人です。そういう人は自分の体調が崩れても不動産からの収入があります。その収入プラス土地や建物も資産価値があるので相続税の申告が必要になる訳です。

生活は質素

実際の金持ちの生活は、金持ちに対する幻想が打ち砕かれるほど質素です。相続税の調査は預貯金の動きを見て、要はお金を何に使ったのかを徹底的に調べます。生活ぶりなども見ます。そこで分かったのは、ほとんど無駄遣いをしていません。派手な生活をしている人は1人もいませんでした。

家は広いけれども、それ以外の服装や車などに凄くお金を使っているということもなく、一般の人と何も変わりません。これは、お金に踊らされないということかもしれません。資産は何億円もあるからといって、生活費を倍にするという考え方は彼らにはありません。元々の生活が質素であればそれを維持しながらだんだんとお金が貯まっていったということです。

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